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親子とロバの話

「北風と太陽」と同じくらい、よく思い出す寓話がある。

「親子とロバ」の話。

ある親子がロバを引いて、家路に向かっていた。
すると村人から、「なんと無駄なことをしているのだ」と言われた。
そこで、父親がロバに乗って行くことにした。

しばらく行くと、別の村人が言った。
「自分は楽をして、幼い子どもにロバを引かせるなんて、ひどい父親だ」
恥ずかしくなった父親はロバから降りて、息子を乗せてロバを引きはじめた。

またしばらくして、すれ違う人が言った。
「父親にロバを引かせて自分は背に乗るなんて、礼儀知らずの子どもだな」
たしかにそうかもしれないと、息子はロバを降りて、二人で知恵を絞った。

「そうだ、二人でいっしょに乗ればいいんだ」
こうして親子は、仲良くロバに乗って進んだ。
すると村人たちが集まってきて、「おまえたち、ロバがかわいそうじゃないか」と騒ぎはじめた。

親子はどうしていいかわからなくなって、とうとうロバを二人でかついで歩くことにした。
途中、ロバの重さで二人とも疲れ果てて、とうとう倒れてしまった。
親子は大けがをして、ロバは死んでしまった。

*****





いつからか、自分はこの親子にそっくりだと思うようになった。
人に左右されて、「それもそうだな、そうかもしれないな」なんて、
そんな自分が情けなかった。

姉の知り合いにどんどん変化していく人がいる。
姉が働いていたセレクトショップのマネージャーで、一にも二にも仕事をし、
夜遅くまで残業は当たり前、本人も仕事が生きがいだと言って、
家事はいっさいできないような人だった。
しかし、そのセレクトショップにアルバイトで入った時は、楽そうだからという、
元々は、バリバリ働くようなタイプでもなかったそうだ。

セレクトショップを辞めて、結婚後、今度は家事にはまり、
料理が誰よりもうまくなったらしい。

どうせ右往左往するのなら、彼女のようなかっこいい生き方を目指したい。

これも人の受け売りだけど、
「それも、そうだよね」などと言いながら、人から言われたことをいったんは受け入れてやってみる。
いい・悪い、正しい・間違いを評価せず、柔軟にいろいろな体験ができるのもまたよし。
少なくともこの親子は、理屈ばかり言わないで行動に移してみたわけですから。
正解は1つだけではない。

それもそうだな。
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by impactcompact | 2009-07-17 02:57

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自分のやっていることに
何の意味があるんだって
思うけど、でも、きっと、
私たちに生きる意味なんて必要ありません。
私たちに必要なのは、生きる意志です。



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